今回は、「紫陽花(あじさい)をさかせるために」やってきたことの5月下旬〜6月中旬の記録です。
2024年の初夏に咲かなかった紫陽花(あじさい)KAMOセレクション「テマリテマリ」
この紫陽花(あじさい)を咲かせるために、筆者は2024年の秋から一昨年(2023年)とは管理のやり方を変えて試行錯誤してきました。

そうしてやってきました、2025年の5月。
胸をはって「 紫陽花(あじさい)が咲きました!! 」といえる結果になりました!やりました!(泣)
咲いたからこそ分かった、「 あの時のアレが効果的だったな 」ということを記録していきます。
そして、咲かなかった紫陽花(アジサイ)の共通点と今後の対策も紹介していきます。
よかったら、参考に見ていってください。
・「 紫陽花(アジサイ)を咲かせるための管理日誌⑦5月・開花編 」はコチラからどうぞ。
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満開に咲いた紫陽花(アジサイ)




結果としてやって良かったことは
というところでした。
中でも、劇的に効果を感じたのは高めの有機肥料です。
有機肥料はじわじわと効くので、すぐに良さは感じませんでした。
ですが、春の成長期になって「こんなに成長してくれるんだ!」とびっくりしました。
肥料を変えてみるのも良いかもしれません。

タクト 有機肥料 バイオゴールドオリジナル 900g
KAMOセレクション・テマリテマリ
2025年05月19日のテマリテマリ


昨年(2024年)は剪定をしなかったのですが、大きめの花が咲いてくれました!
お花の数も多くて、嬉しかったです。
2025年05月20日・23日のテマリテマリ


ピンクに咲いてほしくて、花芽がつくちょっと前に「 赤色アジサイの肥料 」を1回使いました。
咲き始めは緑からピンクがでてきたのですが、最終的には紫色の紫陽花(アジサイ)が咲きました。
今年(2025年)は、お礼肥でもっとガッツリ「赤色アジサイの肥料」を使っていこうと思います。

アミノール 赤アジサイアルカリ肥料 粉末 400g
ラグランジアR クリスタルヴェール
購入した時には2年目苗だったので、こちらのクリスタルヴェールは3年株です。
やはり枝の残りも多くて、強く花芽がたくさんついてくれました。
2025年5月19日・23日のクリスタルヴェール①


その名の通りに【ヴェール】のように、青のグラデーションが綺麗な紫陽花(アジサイ)の花が覆われているようでした。
クリームイエローから、水色、そして濃い青のグラデーションがめちゃくちゃ美しかった!!
2025年05月26日・28日のクリスタルヴェール①


そして、段々と濃い青ブルーからパープルへと変化していきました。
毎日、色が変化していくので見ていて楽しかったです。
あと、咲き始めのグラデーションの期間がわりと短いので、その美しい鑑賞時間を大切にしてください。
クリスタルヴェール②
こちらは購入した時はベビー苗でしたので、今年で2年目の株です。
2025年 5月19日・26日のクリスタルヴェール②


ベビー苗は全部で3株購入したのですが、いちばん強くたくさん花を咲かせてくれました。
やはり品種で違いますね。
ラグランジアR シャンデリーニ
こちらもベビー苗で購入したシャンデリーニです。
こちらも、枝の残りが多くて花芽がついてくれました。
2025年 4月27日・5月14日のシャンデリーニ


咲き始めのグリーンもめちゃくちゃ可愛かったです。
グリーンから、ホワイトへと色が抜けていくようにグラデーションになります。
2025年 5月30日・6月2日のシャンデリーニ


ピラミッドアジサイ・ポールスター
通常でしたら6月下旬に開花予定だったポールスターは、5月中旬にはもう開花し出しました。
2025年 5月19日・5月26日・5月30日・6月2日のポールスター




白い小さなかわいい花がたくさんついてくれました。
かなり明るいピンクになっていくのが、おもしろかったです。
咲かなかった紫陽花(アジサイ)
満開になってくれた紫陽花(アジサイ)があれば、やはり咲かなかったものもあります。
ウチの咲かなかった2種類の紫陽花(アジサイ)には共通点がありました。
咲いた株に比べて、咲かなかった株は「 冬を越えた時に枯れずに残っている枝が少なかった 」のです。
紫陽花(アジサイ)は冬に落葉して枝だけになるのは「正解」


ただし枝の数が少ないのは「不正解」
ということが、分かりました。
ラグランジアR ブライダルシャワー

こちらは、ちょっとでも花が咲いてくれて感謝!くらいな気持ちでした。

4月にこの状態です。
旧枝も細くて、そこからの新芽が少なかったです。
他のラグランジアはわさわさ新芽が出てきていたのに、このコは遅かった。
この株は「ブライダルシャワー」の札が付いていたのに、なんと「クリスタルヴェール」が咲きました。(笑)
消去法でこのコが「ブライダルシャワー」だと目星をつけましたが、咲いてくれなかったので結局わからないままです。(来年には判明するはず!)
マジカル レッドアメジスト
このレッドアメジストが咲かなかった理由は、明確にわかっています。
旧枝が全部枯れてしまったからです。

旧枝から出てきてくれた花芽が枯れてしまいました。

旧枝は枯れ果てましたが、新芽が出てきてくれました。

今、元気に出ている枝は今年の春に出た新枝です。
残念ながら花芽はつきませんでした。
来年に期待するのと同時に、( 当たり前の話ですが )枝が枯れては花芽はつかずに、すべてが終わってしまうということが分かりました。
株に栄養(肥料)をちゃんとあげて、冬に枯れないような太い枝にしておこうと決意しました。
来年の課題は花数を増やすこと
ラグランジア・シャンデリーニは、綺麗に花が咲いてくれました。
ですがベビー苗からの2年目の株ということで、期待したほどは花数が咲かなかったな〜というのが本音です。

筆者がいつも見ている園芸系ユーチューバーさんも、「シャンデリーニが2年目の時にあまり咲かなかった」というお話をしていました。
なるほど。
たくさんの種類の紫陽花(アジサイ)を綺麗に咲かせる園芸系ユーチューバーの方でも、うまく咲かせられなかったのなら。
紫陽花(アジサイ)3年目の筆者が、咲かせられないのも納得です。
もしかしたら問題はこれかな?
花芽がつく時期にちゃんと適量の肥料があげられていなかったのかもしれません。
『 紫陽花(アジサイ)は肥料をあまり必要としない 』と聞きますが、花芽をつくるにはやはり栄養は必要ですしね。

まとめ
いかがだったでしょうか。
紫陽花(アジサイ)を咲かせようと、一昨年(2023年)とは管理の仕方を変えて育ててきました。
地植えですと、ほっておいても翌年も咲くのかもしれません。
しかし鉢植えで管理している筆者にとっては正直言って、紫陽花(アジサイ)は手のかかる植物です。
しかも期待の開花時期はとても短くて、咲いてからも直射日光ですぐに傷んでしまいますし。(泣)
それでも、咲きはじめた時から可愛くてかわいくて!
毎日々、外に出て愛でるのが楽しくてしょうがなくないのです。
満開になってくれたら、もうガッツポーズです!

手をかけてもうまくいかないのが、植物なんですよね。
2025年の紫陽花(アジサイ)開花後も、がんばって試行錯誤していこうと思います。
少しでも参考になりましたら、うれしいです!
読んでくださって、ありがとうございました。
まめでした。

Biogold タクト 有機肥料 バイオゴールドオリジナル 240g

アミノール 赤アジサイアルカリ肥料 粉末 400g
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