紫陽花を咲かせるための管理日誌 ②( 2024年12月編 )

紫陽花の管理12月の画像 園芸

いよいよきたよ冬

こんにちは、まめです。

きてくださって、ありがとうございます。

紫陽花のThank you画像

12月に入り、まめが住んでいる東海地方でも最低気温が5℃を下回るようになりました。

冷たい乾いた風がビュービュー吹くようになってきて、ついに冬がやってきましたよ!

今回は、目に見えて紫陽花のようすが変わってきたのでそれを記録しておこうと思います。

来年の「2025年の夏にアジサイを咲かせるために」を目標に、2024年の秋〜冬にやったお世話とアジサイたちの状況変化の記録です。

植物って1日でも経つと、変化があってやっぱりおもしろいですね。

アジサイを咲かせるために絶賛奮闘中のこの管理記録が、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

下葉が黄色くなってきた

とりあえず、『 2024年の紫陽花の管理 』にまとめたように10月までは、置き肥と液肥をあげていたおかげか、11月になっても紫陽花の葉っぱはワサワサのグリングリーンでした。

今年は花後の剪定をしていないので、分かりづらいのですが。先端から2節下に花芽らしきものもみえるようになりました。下のほうに、葉っぱになるであろう葉芽もみえます。

ポツンとぷっくりした芽が可愛いです。

(↓テマリテマリ 12/9 )

テマリテマリの花芽の画像

これは順調なのではないか?とホクホクしていました。・・・が!12月に入って下葉が黄色くなってきたのです。

ついに枯れていくのか葉っぱ!と。昨年、アジサイ初心者を悩ませた 真冬には葉っぱが落葉してただの枝になる 問題が到来です。

アジサイは地上部分が枯れて、根っこに栄養を蓄えるから枯れている状態がデフォルト、と聞いてはいても。

①「 ぜんぶ丸坊主状態が正解 」なのか?

②「 他の葉っぱは枯れているが、花芽は生き残っているのが確認できる状態が正解 」なのか?

というところが、アジサイ初心者に判断がつかないのです。

2024年〜2025年の冬は、そこのところを確認していくのが目標です!

「アジサイを咲かせるため」の管理記録としては、むしろこれからが本番なのです。

おや?ピラミッドアジサイのようすが

某大人気ゲームのセリフですが、本当に急に様子が変わったのでびっくりしました。

・ピラミッドアジサイ「ポールスター 」ユキノシタ科落葉低木

ハイ。もう葉っぱが枯れて、落葉することが確定しています。

たった2週間でかなり紅葉したので、ちがう植物みたいです。

ピラミッドアジサイ・ポールスターの花芽の画像
ピラミッドアジサイ・ポールスターの芽

これはたぶん葉芽。

ポールスターは、新しく伸びた枝に花がつくようです。

2〜3月に、地際から15〜20cmのところで切り戻すように育て方には書かれていたので。その後に、伸びてきた枝の先に花芽ができるのかな?と予想しています。

ブランドアジサイ・ PWラグランジア シリーズの様子

PWのラグランジアシリーズは、落葉性で旧枝咲きとなっています。

前年に伸びた枝に花芽がつくので、剪定が重要といわれるやつですね。

しかし、育て方には「 剪定は原則不要です 」とありました。

まめは、2024年は剪定はしない方法で管理をしていますので、ウエルカムでございます!

PWラグランジア・クリスタルヴェール

11月までは緑が濃かったクリスタルヴェールも、12月に入ると葉っぱが紫になってきました。

毎年、これ心配になってしまうのですが

葉っぱ紫になるのは植物がアントシアニンという色素を蓄積させて、低温や環境ストレスから自分を守るための防御反応

ということを知り、ここ数年は慌てずにすんでいます。

葉っぱが紫になる理由としてもう一つ、「 リン酸の不足 」というものもありますが。それは、葉っぱの縁や葉脈に沿って紫になっていたりするので。適切な追肥をしてあげてください。

こちらも2週間でかなり黄色くなりました。

あまりの黄色に、栄養が足りてない?と心配になりましたが、置き肥はしてありましたので寒さで枯れてきたのですね。

PWラグランジア・クリスタルヴェールの花芽の画像
PWラグランジア・クリスタルヴェールの花芽12/9

クリスタルヴェールも、先端から2節下にかわいい花芽がいます。

PWラグランジア・ブライダルシャワー

こちらのブライダルシャワーの花芽は、緑だった色がかなり薄くなってきて。ポロリと取れてしまいそうでもう心配です。

PWラグランジア・シャンデリーニ

シャンデリーニは脇芽で出てきた、柔らかい新葉は早くも枯れてしまいました。

膨らんでいる、この花芽にはがんばってほしいところです。

PWラグランジア・シャンデリーニの花芽の画像
PWラグランジア・シャンデリーニの花芽

テマリテマリを植え替えよう

ウチでいちばん大株の「KAMOセレクション・テマリテマリ」も、葉っぱが紫になってきました。

テマリテマリ12/09の画像
テマリテマリ12/9

先延ばしにしていた鉢増し

風速9メートルという日が続いたために、伸ばしのばしになっていた植え替えなのですが。

根本をみると土も固くなって、根がギチギチになっていました。

そして風速1メートルのぽかぽか日和のクリスマスになった今日、冬休み中の娘とアジサイの植え替えを決行することにしました!お隣さんのお庭からも、土を耕す音が聞こえます。

みんなやってるね。

ギチギチになった根を傷つけないように

プラスチックの鉢だったら横倒しにして上から押したりして、形を変形させてから抜くという方法がありますが。素焼き鉢なので、ひたすらに周りを剥がしていきます。

( 買っておけばよかった、園芸ユーチューバーさん御用達の山菜採りナイフ… )

せっかくできた芽が取れないように、そりゃもう必死で丁寧に剥がしました!

…が、どうしても取れるよ。やはり犠牲はやむえません。泣

やっとやーっと抜けて、今度はプラスチックの鉢へとお引越し。

娘の介添えがなければ、これはひとりでは無理でした。

大きくしたかったので、素焼きの8号鉢から、プラスティックの10号鉢へと植え替えです。

根はまったく触らずに、鉢底ネットと鉢底石を取ったくらいで、そのままスッポリ入ってもらいました。

植え替えのために、お水を控えていたので、植え替え直後はしおしおしていますが。(左)

たっぷりお水をあげて、すこし置いておいたら復活してくれてました。(右)

↓先端には、芽がありますが。これが花芽になるのか、どうなのか?詳しい方は答えが分かっているのかもしれませんが、まめは実験みたいでワクワクして見守っています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

急に寒くなり、少しあわててしまいましたが。どの植物にも共通していえるように、寒風と霜に気をつけることなんですよね。

アジサイだけに、あんまりビビリすぎてても疲れますし。

アジサイは休眠(11月〜2月)してから、植え替えをしたほうが株への負担を軽減できるのは分かっているんですが。あんまり冷たい風が吹きすさぶ中での、植え替えってしたくはないですよね汗

今回はテマリテマリを植え替えましたが、まだPWのラグランジアシリーズが残っています。

まだ根がギチギチにはなっていませんので、なんとか3月までには一回り大きい鉢に植え替えて、栄養を蓄えられる状態にしておきたいと思っています。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

まめでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました