紫陽花を咲かせるための管理日誌⑥ 2025年4月編

紫陽花の管理4月のアイキャッチ画像 園芸

一昨年にまったく花が咲かなかった紫陽花(アジサイ)を、「 初夏に紫陽花の花を咲かせるため 」に管理してやったことの結果を記録しています。

4月のタイトル画像

芽吹きの4月になりました。

3月はまだ肌寒い日が多かったですが。

4月に入り、東海地方は最高気温が23℃の日があるほどに暖かくなりました。

最低気温が5℃を下回る日はなくなりましたので、紫陽花(アジサイ)たちは簡易ビニールハウスから出してたっぷりの日差しを浴びさせています。

結果から言ってしまうと、2025年の春に待望の「 花芽 」ができました!

やりました!

喜びのイメージ

4月に入って、紫陽花(アジサイ)の花芽の状態と、日々の管理でしていること。

これから気をつけていきたいことを、戒めとして記録していきます。

よかったら、見ていってください。

2025年3月にやった管理はコチラです→「紫陽花(アジサイ)を咲かせるための管理日誌⑤ 3月編

春(4月〜)に注意すること

やりました!待望の「 花芽 」が形成されていました!(泣)

この日のために、試行錯誤して寒い日も雨の日も風の日も、世話をしてきたといっても過言ではありません!

ですが、安心してもいられません。

園芸シーズンというのは、人だけでなく虫や病気も活発に活動しはじめるということです。

水切れに気を付けて!

日差しも強くなり、気温が高くなって、なおかつ成長のためにも紫陽花(アジサイ)がたくさんお水を必要とする季節になりました。

お水を上げるイメージ

油断していてうっかり水切れをさせてしまうと。

その後にあわててお水をたっぷりあげて、しなっていた葉っぱがシャッキリと戻ったとしても。

中の花芽は、ダメージを受けたまま回復ができない場合があります。

お花が咲いたとしても、縮んでしまったり綺麗に咲かなくなってしまうので、水切れには注意しています。

たっぷりと、お水をあげていきましょう!

春のキツイ日差しには要注意

冬の曇りがちだった日差しから、3月下旬から4月に入ってから急に太陽の光が強くなりました。

うっかりしていて、外で一緒に育てている多肉が葉焼けしてしまったので気づいた次第です。(泣)

葉焼けの様子

病気かと心配しました。

かなり日当たりの良い場所においてあるので、雨のあとなども気を付けてみ見るようにします。

※斑点の中に白いものがあると、「 炭そ病 」の可能性があるので薬で対処するようにしてください。

冬の感覚で、水やりのときに葉っぱの上からあげてしまったのが失敗でした。

その水滴がレンズの役割をしてしまい、葉っぱが焼けてしまったのです。

そのころから、紫陽花(アジサイ)の新芽が成長し始めたくらいでしたので。

やはり成長の遅めだったベビー苗が一鉢、やわらかい新芽の先が焼けてしまっていました。

お水をあげるときは、根元からたっぷりとあげるようにしています。

根元からお水をあげる様子

肥料はあげる?

筆者は2024年の2月に寒肥(かんごえ)をあげていましたので、3月・4月は肥料はあげていません。

肥料のイメージ

紫陽花(アジサイ)はあまり肥料を必要としない植物ですし。肥料をあげすぎると根っこが肥料焼けしてしまうのが怖いためです。

たくさん成長してほしくて、過保護になって、あげたくなってしまうのですが気をつけています。

もしも葉っぱの色が薄くなったり、なんだか株が元気がない、などの状態になっていたら。

置き肥よりも液体肥料を薄めにあげてみて、様子をみるようにしています。

※もし、寒肥(かんごえ)をあげていないようでしたら、すぐ効く液体肥料を与えてあげるほうがいいと思います。

カタツムリ発見!

繁ってきた新芽の真ん中に、カタツムリが潜んでいるのを発見しました。

カタツムリのいた後の様子

カタツムリを片付けたあとには、糞と食べられた柔らかい葉っぱがありました。

油断はできないですね。

防虫剤は撒いたり、スプレーしていたりしたのですが。

ナメクジやカタツムリには、まだ注意していませんでした。

しかもナメクジは夜行性なので、被害にあってから「 居るんだ! 」と気づくんですよね。

蒸れ防止のために

繁っている中で、咲こうとしていた花芽がけっこうありました。

もったいないとは思いましたが。

これから梅雨に向けての蒸れの防止と、中の新芽にも光合成をさせてあげるためにも、すこし梳くことにしました。

細い枝や、色の悪い葉っぱなどをカットして、外に向けて枝がおおきく成長してくれたらと期待しています。

今の紫陽花(アジサイ)の様子

2025年4月1日と、12日の紫陽花(アジサイ)たちの様子です。

10日ちょっとの間に、かなり成長していきました。

今、管理している紫陽花(アジサイ)の種類は

  • KAMOセレクション 「 テマリテマリ
  • PWラグランジア「 クリスタルヴェール
  • PWラグランジア「 ブライダルシャワー
  • PWラグランジア 「 シャンデリーニ 」✕2
  • ピラミッドアジサイ 「 ポールスター
  • ハイドランジア マジカル 「 レッドアメジスト

ー以上の、6種類です。

KAMOセレクション「 テマリテマリ 」

2025年4月1日のテマリテマリの様子

根元からも、太い新しい枝が出てきてくれました。

2025年4月12日のテマリテマリの様子

葉焼けした部分が、もしかしたら「炭そ病」との可能性を考えて。

斑点がひどい状態のものは、切ることに。

あまりたくさん切ってしまうと、光合成できなくなるので、気になる部分だけを取り除くようにしました。

ラグランジア「 クリスタルヴェール 」

2025年4月1日のクリスタルヴェールの様子

先端のほうに、花芽が形成されてきました。

2025年4月12日のクリスタルヴェールの様子

花芽が側枝の方にも、たくさんついてきてくれています。

いまにも咲きそうなものがあって、期待がふくらみます。

ラグランジア「 ブライダルシャワー 」

2025年4月1日のブライダルシャワーの様子

4/1 ブライダルシャワーの様子

中心からだけでなく、旧枝からも新芽が出てきてくれました。

2025年4月1日のブライダルシャワーの様子

4/11 のブライダルシャワーの様子

旧枝からたくさん新芽が成長してくれて、先端には花芽が形成されました。

ベビー苗でクリアランスになっていたものを、2024年の8月頃に購入したものです。

まだ小ぶりですが、2025年の初夏に咲いてくれそうです。

ラグランジア「シャンデリーニ」

2025年4月1日のシャンデリー二①と②の様子

4/1 シャンデリーニ①の様子

こちら①の方は、中心からたくさん新芽が出てきてくれました。

まだ旧枝からは、新芽は出ていません。

4/1 シャンデリーニ②の様子

こちらは②の方は、あんまり新芽が出てきてくれていません。

中心から、ふきのとうのように早くも花芽らしきものがあります。

先行き不安でした。

2025年4月12日のシャンデリーニ①と②の様子

4/1 シャンデリーニ①の様子

①の方は、中心からたくさん新芽が成長してくれています。

旧枝からは、まだ新芽は出ていません。

カタツムリがいたのは、こちらのシャンデリーニでした。

この写真は、中心を梳くまえのものです。

4/1 シャンデリーニ②の様子

②の方は、すこし成長してはくれていますが。

まだ葉の緑が薄く、柔らかいです。

シャンデリーニの2株も、2024年の夏にクリアランスになっていたものを購入しました。

しかし、成長にかなり差がでてしまいました。

培養土も肥料も薬も、全部いっしょの物を使ったのですが。

なにかが、このコにあったのでしょうか?

もうしばらく、様子をみたいと思います。

ピラミッドアジサイ 「 ポールスター 」

2025年4月1日のポールスターの様子

3月にはまだ、枯れ枝ばっかりだったので、これはどうなるんだろう?と思っていましたが。

新枝咲きのポールスターは、新しい芽が出てきてくれました。

2025年4月12日のポールスターの様子

4/12 ポールスターの様子

どんどん新しい枝が出てきてくれました。

ポールスターの開花期間は6月中旬〜9月いっぱいとなっていますので。

他の紫陽花(アジサイ)と比べると、成長の様子がひと段階づつ遅い感じですね。

ハイドランジア マジカル「レッドアメジスト」

2025年4月1日のレッドアメジストの様子

4/1 レッドアメジストの様子

3月に出た新芽は、茶色く固くなってしまい。

一時はこのまま枯れてしまうのではないかと、あきらめかけた「レッドアメジスト」ですが。

2025年4月12日のレッドアメジストの様子

4/11 マジカル「レッドアメジスト」の様子

ここまで、復活してくれました!

途中でまた、枯れてきてしまうかな?と心配していたのですが。

かなり大きい葉になってくれたので、すごく嬉しかったです!

まとめ

いかがだったでしょうか。

もーう、花芽が形成されたのがうれしくてうれしくて!ひと安心しました!

まだまだ、これから病害虫や梅雨に向けてなど気をつけないといけないことが多いですが。

一昨年とは、紫陽花(アジサイ)の管理の仕方を変えてみてよかったな〜と思っています。

初夏に紫陽花(アジサイ)の花が咲きました!と報告できるように、管理をがんばっていきたいと思います。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

まめでした。

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