今回は、5月・6月にきれいに花を咲かせてくれた紫陽花(アジサイ)の花後管理についてです。
やることは大きく2つ。
1つめは花が終わる6月半ばごろから遅くても7月中には、株の消耗を防ぐために終わった花を切ります。
その時に背丈が大きくなりすぎている場合は、少し切り戻してあげたりすることを「剪定」といいます。
2つ目は、「 お礼肥( おれいごえ ) 」です。
たくさん花を咲かせて疲れた株に、ありがとうの肥料をあげます。

来年の初夏にきれいな花を咲かせてもらうために、また新たなサイクルが始まります。
筆者が2025年に咲いた紫陽花(アジサイ)に「 もうちょっとこうすればよかったな? 」と思ったことも、加えてこれから管理していきます。
よかったら参考にしてみてください。
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遅くても7月中には剪定したほうがいい
見てもらうと分かると思いますが、終わってきた花の下でもう次の芽が出てきています。

花が咲いた位置から2節目の下あたりを剪定するのが、セオリーとなっています。
テマリテマリを今年は剪定することにしました

2025年の今年、テマリテマリはたくさんの花が咲いてくれました。
ですが、その分背丈がかなり大きく成長してしまいました。
今年は思い切って剪定してみることにしました。

コンパクトにしたいので、木質化した場所から二節上がったところをカットしました。
新芽が出てきてくれているものは、かなり下の方でカットしました。
茶色く木質化した古い枝は、細いものは根本からカット。


あんまり切りすぎて葉っぱがなくなり光合成できなくなると困るので、中に陽が当たるように切りました。

2025年7月12日(現在)元気です!
もう少しコンパクトになるように切りました。



根元からもたくさん新芽が出てきてくれています。
ラグランジアシリーズも軽く剪定しました
ラグランジアシリーズは剪定を必要としない種類です。
側枝からも花芽が出てくれるため、どこを切っても大丈夫という頼もしい紫陽花(アジサイ)です。

2025年は、成長して暴れてきた伸びすぎている枝を揃える程度に剪定することにしました。
ちなみに購入した2024年の時はまったく剪定をしませんでした。
クリスタルヴェールの剪定
2025年7月6日のクリスタル3年目株


伸びすぎた枝を切りました。
大きさは保ってほしいので、真ん中は高めで丸くなるように剪定しました。
株の中にあった、細く茶色い枝や交差しているような枝は切っています。

2025年7月6日のクリスタルヴェール2年目株


2年目株も、伸びすぎた枝を切りました。

根元の混み合っていた枝もたくさん切りました。
シャンデリーニの剪定
2025年7月6日のシャンデリーニ


シャンデリーニは、たくさん枝も葉っぱも出てくれて花も綺麗に咲いてくれました。
ですが、葉っぱが多いわりには思ったよりも花数が少なく、株の中心に固まって咲いていたのです。
ですので、来年は外側に咲いて欲しいとの希望から中心の混み合っていた枝をかなりすきました。



これが、吉と出るか、やらなきゃよかったになるかは実験です。
剪定をしない選択もあります

株があまり大きくなっていなかった場合。
そして、今年(2025年)に紫陽花(アジサイ)が咲かなかった方は剪定しないで育てるという選択もあります。
ブライダルシャワーは剪定しませんでした
成長が少し遅くて、2025年はひとつの花しか咲かなかったブライダルシャワーは剪定せずにおきました。
花を落として、株元の混み合っていた細い枝などを切っただけです。


このまま枝をたくさん出して、成長して強くなっていってもらわないと。
また冬に枯れてしまったら悲しいからです。
マジカル・レッドアメジストも剪定しませんでした
この株こそ、強くなってもらいたいので剪定なんぞしませんよ。

こりずに追加購入した紫陽花(アジサイ)
ハイドランジア カサノバ・レッド
めちゃくちゃ綺麗なグラデーションです!
(ATフィールドみたいだなって、初めて見たときに思いました)



母の日のために入荷した紫陽花(アジサイ)だったのですが、売れ残っていたのがクリアランスになったので6月2日に購入しました。
この「カサノバ・レッド」は室内で管理されており、底面給水鉢でした。
色味がパープルっぽいですが、「 レッド 」です。
カサノバ・レッドの剪定後
2025年6月15日のカサノバ・レッド



お礼肥は忘れずにあげましょう
剪定をして、これからあたらしい花芽が成長していってくれるためには肥料が必要です。


ここから9月ごろまでは、あたらしい枝の成長のために肥料は欠かさないようにします。
冬に枝が枯れないように、丈夫にしましょう!

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置き場所を日陰になる場所に変更
2025年は6月頃から陽射しがかなりキツくなってきました。
剪定をして、肥料をあげたのをさかいに建物の影になる場所に移動しました。


午前中は陽射しがあって、午後は日陰になります。
そしてなにより風通しのよい場所になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2025年の5月は、紫陽花(アジサイ)がきれいに咲いてくれて歓喜に湧きました!
しかし、次のターンはもう始まっています。
来年の初夏に、またきれいな花をたくさんみられるように管理してきましょう。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
まめでした。

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