吉沢亮と宮崎あおいW主演「 クレイジークルーズ 」の感想レビュー

クレイジークルーズ感想レビューアイキャッチ ミステリ

今回は、Netflixで2023年に配信された、「 クレイジークルーズ 」を視聴したので感想レビューです。

吉沢亮と宮崎あおいのW主演、脚本は坂元裕二。

前情報ナシで観たら導入は三谷幸喜かな?って思いました。

それくらい「 舞台劇 」の風味が強かったです。

おすすめの方としては「 恋愛ドラマとライトな推理劇を観たい方向け 」だと感じました。

おもしろかったポイントと、ここはイマイチだったところを。

犯人などの重要なネタバレはなしで、感想レビューしていきます。

よかったら視聴の参考にしてください。


「クレイジークルーズ」

  • 『クレイジークルーズ』は、企画・製作Netflix、脚本・坂元裕二による配信映画
  • 2023年11月16日配信開始。
  • 吉沢亮と宮崎あおいがダブル主演を務める。
  • 豪華クルーズ船を舞台に、船上で起きた殺人事件の謎に迫るミステリー&ロマンティックコメディ。
                               (ウキペディアからの引用)
豪華客船のイラスト

あらすじ

  • 豪華客船「 MSCべリッシマ 」のバトラー冲方は、「 避雷針 」としてお客様のクレームを一身に受け止める日々。
  • その船にはお金持ちの総合病院経営の一家・久留間家も乗船していた。
  • 医院長の息子は何やら遺書に不満があるらしい。
  • なんとビックリ!理事長のお父さん・久留間宗平は家政婦の佐久本さんに遺産を全額譲ることにしていました。
  • ここでバトラー冲方さんの恋人でお天気キャスターが、自分の恋人と浮気をしている!と、船に乗り込んでくる謎の女性
  • 42日間に及ぶエーゲ海ツアーのため横浜から出航した船内で、盛大に催されるパーティの最中
  • プールで久留間病院の理事長・久留間宗平が殺される場面を見てしまう冲方と乗客たち。
  • 慌てて冲方は船長に報告し、事件現場まで戻ってみると。
  • なんと死体は消えていた!
  • しかも、なぜか冲方以外の6人は何にも見ていないと、殺人事件があったことを否定するのだった。
悪い医者のイラスト
まめ
まめ

配信時間は2時間を超えるので、ちょっと途中ダルく感じる方がいるかもしれません


登場人物

  • 豪華客船「 MSCべリッシマ 」のバトラー(冲方優)ー演:吉沢亮
  • 謎の女性( 盤石千弦 )ー演:宮崎あおい
  • わがままな乗客A( 保里川藍那 )ー演:菊地凛子
  • 訳ありな乗客A( 萩原汐里 )ー演:蒔田朱珠<まきたあじゅ>
  • 久留間総合病院医院長( 久留間道彦 )ー演:安田顯
  • 医院長夫人ー( 久留間美咲 )ー演:高岡早紀
  • 久留間病院理事長( 久留間宗平 )ー演:長谷川初範
  • 久留間家の家政婦・佐久本の息子( 佐久本奏翔 )ー演:潤浩<ゆんほ>
  • 豪華客船「 MSCべリッシマ 」の船長( 矢淵初美 )ー演:吉田羊
舞台劇のイラスト
まめ
まめ

劇中はみんな、ほぼ役職で呼んでいるので、名前は覚えなくても支障ありません。

船長なんて観終わってから、名前を知りましたよ笑


思ったよりへなちょこな主人公・冲方

冲方さんは豪華客船のバトラーとして、眼鏡をかけてビシッと制服着こなしているヴィジュアルから。

東川篤哉さんの「 謎解きはディナーのあとで 」の執事・影山のようなインテリで頭の回転が速いキャラクターなのかと思っていました。

執事のイメージイラスト

ですが、実際は頼り甲斐のあるバトラーというわけではなく。

乗客のクレームを一身に受け止める「 避雷針 」として、ひたすらに「 申し訳ございません 」を繰り返している姿でした。

謝罪するイラスト
まめ
まめ

同僚から「 冲方さんにプライドはないんですか? 」と言われるほど、

乗客に酷い言い方をされても、尽くそうとする姿に。

初めは正直、イラっとしました。

しかしそこに飛び込んでくるのが、自分の恋人が冲方の彼女と浮気をしてる!と乗り込んできた盤石千弦(ばんじゃく ちづる)。

  • 千弦はわがままな乗客に対して「 この世で最も愚かな人間、それは店員さんに偉そうな人 」と、バッチリ言い返して溜飲を下げてくれます。
  • 真面目で察しが悪い冲方と、行動力があり冷静で人を丸め込むのが上手い千弦。
  • 二人のタッグが軌道に乗ってくると、面白くなってきました。
まめ
まめ

余談ですが、宮崎あおいのスタイルが抜群です!

最初の走っているシーンで足がキレイ〜と見惚れました。


ミステリ映画というより恋愛ドラマ多め

探偵のイラスト

冲方たちは紆余曲折ありながらやっと、見たはずの死体を探そうとします。

ですが、推理という過程はあまりありません。

「 本格的な推理映画 」を求めている人には不向きだと思います。

それよりはキャラクターたちの心情をかなり丁寧に描いているので、普通のミステリー映画とはちょっと味わいが違いました。

  • 事件を見ていないと言った乗客たちの訳ありな事情が判明したり。
  • 中盤では、冲方と千弦が突然ドレスアップして船内を楽しんだり。
  • 死体を消した犯人側のドタバタを楽しんだり。

個人的には主役ふたりのメインストーリーよりも。

久留間家の家政婦の息子で、お嬢様のお世話をするために船に一緒に乗り込む奏翔(かなと)と。

久留間のお嬢さま玲奈(れな)のお話の方が良かったです。

今でもそんな関係あるの?ってくらい。お金持ちのお嬢様と使用人の息子という設定。

礼儀正しい子供のイラスト
まめ
まめ

頑張って敬語を使って大人のように振る舞っている姿が、頑張っていて可哀想なんだけどかわいかった。

「 自分以外みんなわがまま。こんな船沈んじゃえばいいのに 」と呪いの言葉を吐いたり。

大人に振り回される子供の姿が、一番心に来ました。


キャラクターの数=価値観の違い

クレイジークルーズというタイトルからわかるように、かなり個性的な登場人物たちです。

わがままな乗客Aの映画プロデューサー・保里川藍那(ほりかわ あいな)の価値観は、ずば抜けてヤバかったですが納得させられるところもありました。

個性的な人々のイラスト

他の登場人物たちも、わがままとも自己中とも見えるし、みんな「 自分が正しい 」と思っている。

けれども、自分の信念に基づいて生きている。

確かにストーリーに都合のいい登場人物とは違って、現実的でリアルだなーと感じました。

まめ
まめ

この映画は「 人の数だけある価値観 」を観る映画なのかもしれない。

あと、吉沢亮が困っている姿を堪能する時間。


何はともあれ楽しかった

いかがだったでしょうか。

筆者は観終わった後に、映画評価のサイトなどを見ましたがレビューは軒並み低かったですね。

ミステリも恋愛ドラマも中途半端 」という意見が多かったです。

確かにそう思う気持ちはわかります。

筆者も「 ミステリ映画 」を求めて観たので、途中で事件そっちのけで恋愛ドラマが始まった時に離脱しそうになりました。

でも、その「 恋愛ドラマ 」が鍵を握ることになり、ラストは楽しく鑑賞することができました。

それはたぶん、坂元裕二さんの書くセリフの説得力なのだと思います。

設定は突飛なんですが、心情はとてもリアルなのです。

そのチグハグさが面白く感じたのかもしれません。

ぜひそのチグハグさを観てみて、感じて欲しいです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

まめでした。

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