今回は、ロス・モンゴメリ著作「 ハレー彗星の館の殺人 」が予想以上におもしろかったので、感想レビューします。
帯には「 面白すぎて発売前に14ヵ国が版権取得!! 」とありまして。
かなり期待させる煽り文句となっています。
筆者は発売1週間後に本屋で購入しようとしたのですが、なんと売り切れておりました!
ネットで無事購入となったわけですが、読む前から期待値がこんなに上がってしまった結果はどうだったかというと、、、。
文句なしにおもしろかったです!
古典ミステリ。本格ミステリ好きな筆者と同じような方に読んでいただきたい!
犯人などの重要なネタバレはナシで、推しポイントと紹介していきます。
読書選びの参考になったら嬉しいです。
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「 ハレー彗星の館の殺人 」

(楽天ブックス商品画像より引用)
あらすじ
1910年の英国。少年院帰りのスティーブンは謎の手紙に導かれ、孤島の館で従僕(じゅうぼく)として仕えることに。
その日は奇(く)しくもハレー彗星が地球に到達する日で「毒ガスが広まり、世界が終わる」と騒動が起きていた。
主の子爵は館中の窓や扉を板で密閉させ、スティーブンに嫌われ者の老令嬢デシマの世話を任せる。
その夜、事件が起きる。子爵が書斎で殺されたのだ。
犯人は誰(フーダニット)?
面白すぎて発売前に14ヵ国が版権取得した超期待作!
(楽天ブックスより引用)

いちおしポイント
なんと言ってもスティーブンを始め、タイズ館に住んで働いている召使たちのキャラクターが個性豊かで良かったです!

スティーブンの「 このタイズ館になんとしてもしがみつかなければならない 」という切羽詰まった設定。
特に筆者が特に惹きこまれたところは

「 亡くなった祖母のために誠実に生きようとしているのに。身分や過去の一回の過ちのためにどこか諦めてしまっている 」スティーブンの姿でした。
愛すべきミス・デシマ
そして、そんなタイズ館でスティーブンが出会うのが、ミス・デシマ( デシマ・ストッキンガム )です。
ミス・デシマは自分の置かれている状況を恨みながら生きてきた、一種のこじらせ老令嬢です。

屋敷では保養所という名の隅に追いやられ、好きだった研究の成果も甥のコンラッド( ワールズ・エンド子爵 )に奪われてしまい怒りしかない生活です。
そのこじらせ老令嬢に、祖母に育てられたおばあちゃん子のスティーブンが逆らえるわけがありません。
ミス・デシマに振り回され、引きづられながら事件の謎に迫るスティーブンが大変そうなんですがおもしろかったです。
そして、ミス・デシマのツンデレもぜひ読んで欲しいポイントです!

筆者はミス・デシマが憎んでいるはずの甥の事件をなぜ解決しようとするのか?
その理由を聞き、愛しさが爆発しました!
あと勝手にミス・デシマはヘレン・ミレンのイメージで読んでいました。
( Netflixの「木曜殺人クラブ」面白かったです! )
ポイント2:密室の中での殺人
そして、やはりこれが楽しみではないでしょうか。
「 古い館での密室殺人事件 」です!

ここでスティーブンは、
初めて屋敷に到着して執事のストークスと一緒に子爵に会いに行ったときの部屋の印象と何かが違う気がするというのです。

この部屋の様子の「 違い 」がなかなか判明しないのですが、勘のいい読者さんにはピンっとくると思います。
ですが、違いが分かったらそこで終わりじゃないのです!
新たな手がかりは新たな謎を生むのです。
筆者は大変ワクワクして読んでいました。
ポイント3:なぜ子爵は殺されなければならなかったのか?
子爵の性格は最悪でした。

子爵には子供がいないために、遺産を継ぐのは仲がよろしいとは言えない従兄弟たちということになります。
召使い達にも高圧的で、誇れる主人ではなかったために
「 あの子爵なら殺されても仕方がないねー 」といった、ヤッパリね!感が屋敷の中には流れています。
遺産絡みに違いない、うんうん。という納得感。
ですので、「 なぜ子爵は殺されなければならなかったのか 」という、犯行の動機があまり深掘りされずにストーリーは進みます。

筆者も特に深く考えずに読み進めていました。
しかし、「 なぜ子爵は殺されなければならなかったのか? 」の動機こそがポイントだったのです!
ここで「 古典ミステリの定番 」を入れてくるかー!とニンマリしてしまいました。
アガサ・クリスティ好きにはたまらないのではないでしょうか。
ここが残念ポイント
作品の内容的にガッカリしたという点はありません。
犯人とトリックは6割〜は分かると思いますし、大半の方が騙されるであろう部分もアンフェアという所はありません。
これは紙の文庫を購入した筆者の魂の叫びと言っても良いでしょう。

アラフィフ的に言って、文字がとても小さかったので読みづらかったのが残念でした!
老眼の進んできている世代には、ちょっとキツイ文字の大きさでした。

各章の最初に挟まれる当時の新聞記事のデザインも凝っていて、視覚的にもおしゃれで楽しい造りになっていました。
欲を言えば、文字の大きさをもっと大きくしてもらえてたらありがたかったです。
続編が期待できる展開
いかがだったでしょうか。
気になっていたけど、海外ミステリーだし翻訳ものって難しそうと思う方もいるかもしれません。
「 ハレー彗星の館の殺人 」は、作者のロス・モンゴメリさんが児童文学をたくさん書かれていて、受賞歴もある方です。
「 え?そっちの方向にいっちゃうの? 」という予想外の展開が多く。
主人公のスティーブンが、またよく危機に陥るんですよ。
この先どうなっちゃうんだろう?続きが知りたい!と、どんどん読んでいけました。
本格ミステリ好き。古典ミステリ好きさんにピッタリな作品となっています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
参考になったら嬉しいです。
まめでした。

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